IGF-1は、通称「若さホルモン」とも呼ばれ、皆様のカラダの中にある分泌物です。
このIGF-1の量は、下のグラフのように13～16歳の思春期にピークを迎え、その後は誰でも加齢とともに減少し、50歳を過ぎるとほとんど分泌されなくなります。
IGF-1が分泌されなくなる事により、薄毛、抜け毛などの様々な加齢症状が現れるわけですが、これを唐辛子（カプサイシン）と大豆（イソフラボン）の同時摂取によって増やせることが名古屋市立大学大学院の研究で分かりました。
少し難しいお話になりますが、わたし達は毎日の食事を通して、食べ物に含まれる成分により、胃や腸にある「知覚神経」への刺激を感じています。この「知覚神経への刺激」によってIGF-1が増えるのです。
よって、この「刺激」を与える生活をしているか、いないか、その習慣の違いによってIGF-1の量には個人差が生まれます。
頭髪のボリュームや肌のハリ・たるみなど、見た目の若さに個人差が生まれるのは、このIGF-1の量の差によるものとも考えられるのです。実際に、IGF-1の量は、個人の加齢状況を判断する「加齢マーカー」としても使われています。
今からでも遅くありません。IGF-1を増やす食習慣を始めてみませんか？
IGF-1は溜め置きができませんので、日常的に継続してIGF-1を増やすような食生活を送ることが大切です。
